【2025年版】ロボアドバイザー比較ガイド|新NISA対応・手数料・特徴をわかりやすく整理

この記事はPRを含みます。

目次

第1章|ロボアドバイザーを選ぶときに、まず知っておきたいこと

「忙しくても、資産形成は進めたい。でも自分で全部調べるのは、ちょっと大変」
私がロボアドに興味を持ったきっかけも、正直そこでした。

資産運用って、始める前は“難しそう”という印象がつきものですよね。
特に最近は、「新NISA」や「iDeCo」など制度も変わってきて、情報が多すぎて余計に混乱しがちです。

そんな中で、「とりあえずお任せできるなら気がラクかも…」と考える人が増えています。
ロボアドバイザー(通称:ロボアド)は、まさにそんなニーズに応える存在です。

そもそもロボアドバイザーって何?

ロボアドバイザーとは、簡単にいえば「資産運用をサポートしてくれる自動アドバイザー」のこと。
利用者の年齢・収入・リスク許容度などに応じて、投資先を選んで運用を代行してくれる仕組みです。

ただし、ひと口にロボアドといっても、

  • “全部お任せ”型(=一任型)
  • “アドバイスだけ”型(=助言型)

という2つのタイプがあり、機能や費用感がまったく異なります。

この違いを曖昧にしたまま「ロボアドって楽そう!」と飛びついてしまうと、
あとで「えっ、結局自分でやるの?」「こんなに手数料かかるの?」と戸惑うことに…。

だからこそ、選ぶ前に最低限の「構造理解」をしておくことが大切なんです。

第2章|ロボアドのタイプ別に見るラクさと費用のリアル

「勝手にやってくれるって聞いたのに、こんなに操作が多いの…?」
こうした声、実は少なくありません。

一任型(投資一任型)

=ほぼ完全おまかせ。手間は最小限。ただし手数料はそれなり。

  • 資産配分の提案
  • 投資商品の選定
  • リバランス(比率調整)
  • 再投資・積立設定
  • 税金の最適化 など

これらをまとめてやってくれるのが一任型のロボアドです。
中にはスマホ1つで完結し、確定申告を考えなくていいものもあります。

ただし、この「完全お任せ」の安心感の裏には、それなりの費用がかかるという現実があります。

  • 運用手数料:年率1.0%前後(信託報酬などと合算すると実質もう少し高い場合も)
  • 一部のサービスでは成功報酬制(運用益が出た時だけ手数料が発生)

助言型(アドバイス型)

=提案はくれるが、実行は自分でやる。コストはかなり抑えられる。

助言型は、「このファンドどうですか?」「この配分でいかがでしょう?」と提案してくれますが、
実際に買い付けをしたり、比率を調整したりするのは自分自身です。

とはいえ、最近はアプリの使いやすさも進化していて、
「診断された1本の商品を買うだけ」みたいなライトな使い方も増えてきました。

  • 手数料は無料 or 0.3%程度
  • 信託報酬も低コストインデックス中心なら0.1〜0.2%台

👉 時間をかけて学ぶ気があるなら、助言型は費用対効果が非常に高いです。

第3章|新NISA時代のロボアド選びは何が変わる?

正直、新NISAが始まっても「なんかよくわからないまま」な人が多い印象です。
でも、それって自然なことなんですよね。

2024年から制度が大きく変わった新NISAでは、
非課税で投資できる上限額が大幅にアップし、投資初心者でも本格的な資産形成がしやすい仕組みになりました。

2つの投資枠に注目

投資枠年間上限主な対象商品
つみたて投資枠年間120万円長期向け・低コストファンド
成長投資枠年間240万円株式やETFなども対象

このうち、「ロボアドバイザーが自動で対応してくれる」のは主につみたて投資枠です。
中には、リスク許容度に応じて成長投資枠も活用できるサービスもあります。

ロボアドの対応状況はまちまち

実際には…

  • ロボアドがつみたてNISAに完全対応しているか?
  • 税金の最適化(自動損出しなど)までやってくれるか?
  • 売却タイミングのアドバイスがあるか?

といった違いが各社で結構あります。

「非課税で運用できるならロボアドの手数料も気にならない!」と思うかもしれませんが、
長期で見ると“1%の差”が10年で数十万円単位に変わることもあるので、
「費用込みでどれくらいのリターンが見込めるのか」を冷静に見極めたいところです。

私自身、「自動でやってくれるって気楽かも」と思った時期もありました。
でも調べてみると、“気楽さ”にも色々な種類があることがわかったんですよね。

このあとご紹介する各サービスの特徴を知ることで、
「どれが自分の生活や考え方に合っているか?」という視点がきっと見えてくるはずです。

第4章|それぞれのロボアドに宿るらしさを感じながら選ぶ

スペックの差だけじゃ、納得できない。
そんなときは「そのサービスが、誰のどんな悩みを想定しているか?」まで見てみると、意外と腑に落ちる選び方ができるものです。

ここからは、Quiet Money Labが注目するロボアドバイザーを、順番や順位に縛られずひとつずつ丁寧にご紹介していきます。
公式情報だけでは見えてこない“使い手の視点”を交えながら解説しますので、ご自身に合ったサービスをじっくり見つけてください。

SUSTEN(サステン)|成果が出たときだけ“ありがとう”を払う仕組み

ロボアドの多くは「資産が増えても減っても」手数料がかかります。
でも、SUSTEN(サステン)は違います。過去の運用資産の最高値を更新したときにだけ手数料が発生する、「完全成功報酬型」を採用している珍しいロボアドです。

この仕組みを見たとき、「投資家と運営者が“同じ船に乗っている”ようだ」と感じました。
成果が出ないときはSUSTEN側も利益にならないので、ユーザーと目線がそろうんですよね。

資産配分は9つの運用プランから選べて、リスクも細かく調整可能。
ボーナス月の積立上乗せや税金最適化など、実生活に即した柔軟性も兼ね備えています。

投資の始めどきに“痛み”を避けたい初心者層にとって、心理的ハードルがかなり低いのがこのSUSTENです。

少しでもリスクを減らしながら、成果が出たときだけ喜びを分かち合いたい方へ。

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投信工房(松井証券)|本気で「コスト最重視」のあなたへ

「資産運用を始めたいけど、手数料で損したくない」
そんな方にとっての“最有力候補”が、松井証券の投信工房です。

助言型なので、提案された商品は自分で買う必要があります。
でもそのぶん、利用料は無料。提案される投資信託もインデックス中心で信託報酬は圧倒的に低水準

しかも、専用アプリを使えば一括売買にも対応。
つまり「自分でやるけど、手間は少なめ」という絶妙なバランス感覚があるんです。

診断後に口座開設を選べばいい設計なので、試してから決めたい派にもやさしいですね。

「少額・低コストで積み立てていく」ことを最優先したい方に、安心しておすすめできる一社です。

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WealthNavi(ウェルスナビ)|完全お任せ×王道スタイルで“安心”に投資を続ける

「本当は投資をやってみたい。でも、自分で判断するのは怖いし、時間もない」
そう感じる方の“第一歩”をそっと支えてくれるのが**WealthNavi(ウェルスナビ)**です。

このサービスは、完全に“お任せ型”です。
資産の自動配分、定期的なリバランス、税金の自動最適化、新NISA対応…すべてが自動で完結。
アプリも非常に見やすく、手間ゼロで投資を続ける環境が整っています。

特徴的なのは「長期割引」という制度。利用期間が長くなるほど手数料が割引され、継続投資へのインセンティブが明確なんです。

過去のシミュレーションでは、3年間の平均リターンも非常に良好(年率11.7%前後)でした。
初心者の「失敗したらどうしよう」という不安に、最もやさしく寄り添ってくれる存在かもしれません。

「自分で投資をやる自信がないけれど、未来の自分のために動き出したい」
そんな気持ちに寄り添ってくれるサービスです。

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THEO+docomo(テオプラス ドコモ)|投資しながら“ポイ活”できる時代へ

最近は「貯金だけでは不安。でも、投資でリスクをとるのも怖い」
そんな声も増えています。その中間地点をうまく埋めてくれるのが、THEO+docomo

何が特徴かというと、投資することでdポイントが貯まるというユニークな仕組み。
しかも、ドコモユーザーならポイント倍率が1.5倍に。これは、実質利回りに“ポイ活分”が上乗せされると考えると意外と大きいです。

もちろん、資産運用そのものも本格的です。
自動リバランスや配当金の再投資も完備されており、「完全お任せ型」としての基盤はしっかり。

長期のシミュレーションでも安定した成績が出ていて、「毎月積み立てておけば勝手に育ってくれる」という感覚に近いですね。

「ただ増やすだけじゃない。ちょっと嬉しい要素がほしい」
そんな方の背中をそっと押してくれるサービスです。

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FOLIO ROBOPRO(ロボプロ)|“攻める投資”を自動で実現したい人へ

ロボアドと聞くと「守り」のイメージを持つ方も多いかもしれません。
でも、FOLIO ROBOPROはちょっと違います。

このサービスは、一任型ロボアドでありながら、株式だけでなく金や債券にも機動的に資産を振り分けるという柔軟さを持っています。
しかも、過去3年間の年率リターンは15%を超えるシミュレーション結果も。

最低投資額が10万円とやや高めですが、積立にも対応していますし、
「資産を守るだけでなく、積極的に増やしたい」という意志がある人には、魅力的な選択肢となるはずです。

出金時に300円の手数料がかかる点や、やや高めのコストには注意が必要ですが、
それを補って余りあるほどの“戦略性”が、このサービスの魅力です。

「ゆっくりでもいい。でも、着実に資産を増やしていきたい」
そんな思いを“自動で”叶えてくれる設計です。

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ON COMPASS(オンコンパス)|1,000円から、人生に“自動投資”という選択肢を

「いきなり何万円も投資するのは怖い。でも、始めてみたい」
そんな“ためらいと希望の中間地点”に立っている方にとって、ON COMPASSはまさに理想の入口かもしれません。

最低投資額はたったの1,000円。これだけで、リバランスや税金最適化まで含めて完全自動で運用が開始できるというのは驚きです。
しかもマネックス証券が提供しているだけあって、資産管理ツールや視覚的な使いやすさも整っています。

ただ、過去の運用シミュレーションでは年率3.75%と控えめな成績で、
爆発的なリターンを狙いたい人にとっては物足りなく感じるかもしれません。

でもそれもまた、ひとつの“リスクとの折り合いの付け方”。
**「まずは生活に投資を取り入れてみる」**という初期フェーズには十分なスペックを備えたサービスだと思います。

投資に慣れていないからこそ、無理のない金額で“続けられる安心”を持ちたい方へ。

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SMBCロボアドバイザー|“シンプルさ重視”のメガバンク型ロボアド

「選択肢が多いと、逆に迷ってしまう」
そんな方にとって、“これひとつだけ買えばOK”という設計は大きな安心材料になります。
SMBCロボアドバイザーはまさにその方向性を貫いているサービスです。

三井住友銀行が提供するこのロボアドは、診断結果に応じて5つのバランスファンドから最適な1本を提案
その1本を購入すれば、自動的にリスク分散されたポートフォリオが出来上がるという超シンプルな構成です。

手間がかからない反面、選べる商品数や細かな設定は制限されているのも事実。
また、信託報酬が1%超とやや高めなのも、気になる人にとっては注意点かもしれません。

それでも「有名銀行の安心感」と「わかりやすさ」を求める方にとっては、
いちいち比べなくてもいいという“決断の軽さ”こそが魅力になるサービスです。

「正直、あれこれ悩むのが苦手。でも、ちゃんと分散された商品を持ちたい」
その気持ちに、一番素直に応えてくれる設計です。

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ダイワファンドラップオンライン|“有人サポート”がついてくる安心感

ネット証券で完結できる時代に、あえて「サポートがある」ことに価値を感じる人も少なくありません。
そんな方にこそ選ばれているのが、ダイワファンドラップオンラインです。

このサービスは、最低投資額が1万円と控えめながら、大和証券ならではの店舗やコールセンターサポートが受けられるのが大きな特長。
ネットだけで進めるのが不安な方や、ご高齢の親御さんに投資を勧めたいケースでも安心です。

コストは1.1%+信託報酬と、ロボアドの中でもやや高め。
でもその分、「いざというときに話ができる人がいる」という安心感は、数字以上の価値になる場面もあると感じます。

「分からないことは聞ける」「継続できる自信につながる」
これは投資初心者にとって、大切な前提ではないでしょうか。

投資に不慣れな方とそのご家族が一緒に進めていくなら、サポート体制の整った選択肢を。

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Monex Adviser(マネックスアドバイザー)|リアルタイムETF取引で“ひと味違う”ロボアド

投資信託ではなく、ETF(上場投資信託)を自動で提案してくれる珍しいロボアド。
それがマネックス証券が提供するMonex Adviserです。

このサービスは、ETFを活用することで市場が開いている間はリアルタイムで取引ができるという特徴を持ちます。
「いま買いたい」「タイミングを見て売りたい」という人にとっては、実は助言型の中でもかなり貴重な存在。

手数料は0.33%と助言型にしてはかかりますが、
紹介されるETFの信託報酬がかなり抑えられているため、トータルでは低コストに収まるケースも多いです。

ただし、ETFの特性上、つみたてNISA対応は銘柄により異なるので、制度との相性を考えるときはやや注意が必要です。

「手間は減らしたいけど、もう少しだけ投資の“操作感”を残したい」
そんなこだわり派の方には、ぜひ検討してほしいロボアドです。

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りそな投資信託ロボアドバイザーGuide!|“選ぶ力”を育てたい人の助け舟に

「人から教えてもらうのもいいけれど、最終的には“自分で選びたい”」
そんな主体的な投資家のスタート地点として、りそな銀行の**Guide!**はユニークな存在です。

このサービスは、運用金額やリスク許容度に応じて複数のファンド構成を提案してくれる助言型。
低コスト商品が多く、組み合わせの柔軟性がある反面、購入やリバランスはすべて自分で行う必要があります。

「ラクさ」では他に劣るかもしれませんが、“投資に向き合う習慣”を育てたい人には良いトレーニングにもなり得ます。

銀行ユーザーであれば、新NISA口座との連携もスムーズ。
つみたて投資を続けるうちに、「なぜこの構成なのか?」を理解していくプロセスもまた、資産形成の醍醐味かもしれません。

「任せきりにしない。でも、迷ったときの道しるべはほしい」
そんな“学びながら投資したい人”にちょうどいい設計です。

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Fund Robo(ファンドロボ|SBI証券)|過去実績に着目したいなら

SBI証券が提供する助言型ロボアド**Fund Robo(ファンドロボ)**は、少し攻めた姿勢が特徴的です。

このサービスは、過去実績のある商品に基づいて“高リターンを狙えるファンド”を提案してくれる仕組み。
実際、過去3年間の年率リターンが**約29.9%**というシミュレーション結果もあったほど。
インデックス型だけでなく、アクティブ型も提案対象に含まれている点がこのリターンの背景にあります。

ただし、リバランスは自動ではなく、提案されたファンドの買い付けも自分で行う必要があります。
加えて、信託報酬は提案内容によって幅がある(0.8〜2%台)ため、コスト管理も自己責任という側面も。

でもそれって、裏を返せば「ある程度、自分で判断したい」「高みを狙いたい」という人には
選択肢の幅が広く、やりがいのある助言型ともいえるんですよね。

「平均点じゃ物足りない。投資の醍醐味を感じたい」
そんな方に向いた設計です。

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投信ロボ(岡三証券)|とにかく“安く始めたい人”のための設計

「なるべくコストをかけずに、でも分散はきちんとしておきたい」
この願いに真っ正面から応えてくれるのが、岡三証券の投信ロボです。

利用料は無料。さらに提案される投資信託の信託報酬も0.13〜0.16%台と極めて低水準
複数の商品を組み合わせてくれるため、リスク分散の構造もきちんと考慮されています。

ただし、注意点もあります。
投資商品の選定後はすべて自分で個別に買い付ける必要があるため、
「完全放置」にはできません。また、自動リバランス機能もなし。

つまり、“最低限の手間は受け入れる”代わりに、極限までコストを削って投資を始められるのがこのサービスの本質。

> 1円でもコストを下げたい。でも、プロの提案も欲しい。
そんな二律背反を“なんとか両立”させている点に、個人的には技術的な美しさすら感じました。

“節約家の投資スタイル”を貫くなら、これ以上ないパートナーかもしれません。

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楽ラップ(楽天証券)|“楽天経済圏と相性がいい”静かな運用型

楽天カード、楽天キャッシュ、楽天ポイント——
楽天ユーザーにとっては、日常生活そのものが“資産形成のベース”になっているといっても過言ではありません。
そんな中でロボアドを取り入れるなら、楽ラップは非常に親和性の高い選択肢です。

楽ラップは一任型で、自動リバランス・自動積立・リスク軽減機能も完備。
しかも、固定報酬型と成功報酬型のどちらかを選べるのが大きな特徴です。

ただし、過去シミュレーションのリターンはやや控えめ。
リターン重視というより、「下落局面でも崩れにくい設計」を優先している印象です。

その設計思想も含めて、「楽天証券に口座がある」「楽天ポイントを投資に活用したい」という方にとっては、
安心・継続・効率のバランスが取れた選択肢になるでしょう。

「楽天ポイントで投資が加速する」
そんな静かな“複利のスイッチ”が、楽ラップには備わっています。

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第5章|自分に合うロボアドは、数値だけでは見えてこない

「結局、どれが一番いいんですか?」という質問をよくいただきます。
でも、正直に言ってしまえば、“誰にとってか”によって答えは変わってくるんですよね。

ここまで、さまざまなロボアドの特徴を見てきました。
手数料、リターン、サポート体制、最低投資額、対応している制度…たしかにそれぞれ違いがあります。

けれども、そのスペックの違いが、実際の自分の生活や感覚とどうつながるのか?
ここが見えていないと、結局「続かない」「使いこなせない」投資になってしまうことも。

たとえば、こんな選び方も

▶ 子育て世帯・共働きで「お金のことを考える余裕がない」なら

→ 完全おまかせ型の「WealthNavi」「SUSTEN」「THEO+docomo」などが向いています。
スマホ1つで完結し、自動積立・自動リバランス・税金の自動調整まで任せられるので、時間と気力を奪われません。

▶ なるべくコストを抑えたい、でも提案は受けたい

→ 「投信工房」「投信ロボ」「りそなGuide!」などの助言型ロボアドが候補に。
コストを徹底的に抑えられつつ、自分で考える習慣も育てられます。

▶ 積極的に増やしたいけど、情報に振り回されたくない

→ 「FOLIO ROBOPRO」や「Fund Robo」などは、過去データを活かした攻めの運用が可能です。
それでも手間が最小限で済む設計なので、短期トレーダーにはない落ち着きがあります。

“相性の良さ”が長続きのカギ

最終的には、スペックではなく感覚的な相性がモノを言います。

  • 「このアプリ、使っててストレスがない」
  • 「サポートが丁寧で、何かあったときに頼れそう」
  • 「通知の頻度がちょうどよくて、放置しても不安にならない」

…そういう“地味だけど大事な要素”の積み重ねが、「続く投資」になるんですよね。

私も最初はいろいろ試しましたが、「画面が見づらくてやる気が続かない」とか「手続きが面倒で止まったまま」といった経験も少なくありませんでした。

だからこそ、細かく比較することに意味があるんです。
ロボアドは“商品選び”であると同時に、“自分の投資スタイルとのすり合わせ”でもあるのだと思います。

第6章|ほったらかしは本当に安心?ロボアドのリスクと落とし穴

「ロボアドなら安心ですよね?」と聞かれたとき、私は少し言葉を選びます。
正確には、「“安心感を持ちやすい構造”ではあるけれど、リスクは消えません」。

✅ 元本保証はない。これは全サービス共通

どれだけ自動化されていても、どのサービスでも、ロボアドは元本保証ではありません
これは金融庁の規制の中でもはっきり明記されているルールです。

つまり、「預ければ確実に増える」わけではない。
むしろ、タイミングによっては元本割れすることもある──これは明確に意識しておくべきです。

✅ “投資信託の集合体”という視点で見ると、実体が見える

ロボアドの中身は、基本的に「ETF」や「投資信託」の組み合わせです。
いくら自動でリバランスしてくれても、運用先が値下がりすれば当然資産も減ります。

たとえば、米国株の比率が高いサービスが、米国市場の下落の影響をもろに受けるのは当然のこと。
「AIで何とかしてくれる」わけではないのです(AI活用と謳っていても、未来予知ではありません)。

✅ リバランスの“仕方”も各社で異なる

意外と見落とされがちなのが、「リバランスの頻度やアルゴリズム」

毎月行うところもあれば、四半期に1回という会社もあり、
その頻度が結果にどう響くかはサービスごとに違います。

リスクコントロールに重きを置くか、成長期待に重きを置くか——
「何を最優先にしている設計か?」は、説明ページをよく読んでみると、案外にじみ出ています。

✅ 継続できなければ、ロボアドの意味がない

そして一番大事なのは、「継続すること」です。
毎月の積立を止めてしまったり、途中で解約してしまえば、
ロボアドの強みである“複利の力”や“長期リスク分散”の恩恵はほとんど得られません。

だからこそ、「途中で嫌にならないか?」という視点で、自分との相性を見極めることが重要です。

ロボアドは、あくまで“手段”です。
目的は「未来の自分を少しだけ助けてあげること」。
その視点を持てるかどうかで、リスクの感じ方も変わってきます。

第7章|続けられる仕組みを持てるかが、ロボアド選びの本質

ここまで見てきたとおり、ロボアドにはさまざまな種類があります。
選び方も違えば、メリットも注意点も違う。
でも、共通して言えるのは、「いかに継続しやすいか」が最終的な鍵になるということです。

だからこそ、次のステップを「自分のペースで」選んでほしい

  • 忙しい人は、とにかく放置できる設計が向いています。
  • 手数料が気になる人は、最初だけ手間をかけて助言型を選ぶのもアリ。
  • ポイントを貯めてお得感を得たい人は、dポイントや楽天ポイント連携があるものが良いでしょう。

最初の一歩を踏み出すために

「迷ってるけど、気になっている」
それって、もう一歩進めるサインだと思うんです。

次のステップは、あなたの生活や考え方に合った選択肢を“無理なく選ぶこと”。
どんなに優れたサービスでも、使う人との相性が悪ければ意味がありません。

どうか、“続けられる形”で。
未来の自分に、静かに手を差し伸べるような投資を。

【注釈・ご注意事項】

  • 本記事は2025年時点の情報をもとに作成しております。サービス内容・手数料体系・NISA対応状況などは、各ロボアドバイザーの公式サイトにて最新情報をご確認ください。
  • ロボアドバイザーを含む投資には、元本割れのリスクが伴います。将来の運用成果を保証するものではありません。
  • 記載している利回りや過去の運用成績は、あくまでシミュレーションや過去実績であり、今後の収益を約束するものではありません。市場環境の変動等により損失が発生する場合もあります。
  • 本記事には、アフィリエイト広告(PR)が含まれています。掲載サービスの選定・評価にあたっては、Quiet Money Labとしての独自の調査・編集基準に基づいて構成していますが、最終的なご判断はご自身の責任にてお願いいたします。
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この記事を書いた人

運営者:はち(執筆・運営・構成)
会計プロフェッショナル資格保有/簿記上級資格保有/ファイナンス実務経験者

上場企業・IPO準備企業・中小企業に対して、会計処理の確認及び助言・内部統制構築・M&A支援・資金調達支援・買収後の統合支援等を経験。
10社以上の企業に財務面から携わってきた実務家です。

静かな資産形成=数字に惑わされず、自分の判断軸で積み上げていくことを信条に、投資初心者にもやさしく、かつ本質的な記事を執筆しています。

Quiet Money Labでは、不動産クラファン、投資信託、ロボアド、自動売買FXなどの少額投資記事を中心に、数字から投資のリテラシーを育てる内容を構成・執筆しています。

運営者:はな(監修・ライフプラン・保険分野)
ファイナンシャルプランナー資格保有/保険会社勤務

資産設計・保障見直しに携わる現役FP。
保険・NISA・iDeCoなど、資産形成とライフプランに関わる相談業務を行っています。

Quiet Money Labでは、主に積立NISA・ロボアド・保険と資産形成のバランスといったテーマについて、内容の正確性・実用性の監修を担当。

「難しい言葉ではなく、伝わる言葉で安心を届ける」をモットーに、読者にとって等身大の情報提供を意識しています。

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