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第1章|property+とは?今注目される不動産クラファンという選択肢
正直、「1万円で不動産投資」なんて、最初は半信半疑でした。
でも今は、それが“新しい時代の選択肢”だと、心から思っています。
◆「クラファンで不動産投資?」という素朴な疑問から
ここ数年で、「不動産クラウドファンディング」という言葉を目にする機会が増えてきました。
私もはじめて見かけたときは、「不動産って、何千万円もかかるんじゃないの?」と違和感しかありませんでした。
でも実際には、今の時代、1万円からでも“リアルな不動産”に投資ができる仕組みが整ってきているんです。
中でも「property+(プロパティプラス)」は、
- 少額で、
- 手間なく、
- 上場企業グループの物件に投資できるという特徴を持った、静かな注目サービス。
派手さはありませんが、
「じっくり資産形成したい」「ムリせず投資を始めたい」
──そんな方にこそフィットする選択肢だと感じています。
◆不動産クラファンが伸びる、静かな“時代背景”
ここで少し立ち止まって考えてみてください。
なぜ今、わざわざ「不動産クラファン」が注目されているのでしょうか?
これは、単なる“ブーム”ではなく、もっと根っこにある「社会の変化」が関係していると私は考えています。
🔸【変化1】将来への不安が強まっている
- 退職金制度の縮小、年金への懸念
- 子育てや介護といった「お金がかかるライフイベント」が重なりやすい時代
🔸【変化2】銀行に預けてもお金が増えない
- 一時は年0.001%が当たり前だった銀行預金も、2024年以降は少しずつ金利が上昇しています。
たとえば三菱UFJ銀行の普通預金金利は、2025年時点で年0.20%(税引前)。
とはいえ、物価上昇率を考慮すると「実質的には目減りしている」と感じる人も多いはずです。
🔸【変化3】「副業」や「分散投資」が当たり前に
- ひとつの収入源に頼るリスクが意識されるように
- 本業を持ちながらでも資産を育てる「ほったらかし型」の仕組みが求められている
このような時代背景の中で、「少額・短期・手間なし」の仕組みで資産運用ができる不動産クラファンが選ばれているのは、ある意味“自然な流れ”なのかもしれません。
◆property+が持つ「安心感」の正体とは?
property+は、単なる不動産クラファンではありません。
その背後には、東証プライム上場企業「飯田グループホールディングス」のグループ会社である株式会社リビングコーポレーションが存在します。
この事実、実はかなり大きな意味を持っています。
- 信用調査がしっかりしている
- 物件の質が高く、長期にわたって稼働が見込める
- 万一のリスクに対する対応力がある(※後述しますが、優先劣後出資方式などがこれに該当)
つまりproperty+は、「“しっかり者の次男坊”のようなクラファン」です。
派手な高利回りをうたうわけではないけれど、堅実で着実。
そういうタイプの投資先を求めている方に、実はしっくりくる存在なのです。
◆この記事でお伝えしたいこと
本記事では、property+の
- 口コミ・評判
- 仕組みと特徴
- メリットと注意点
- 他社サービスとの違い
- 投資までの具体的なステップ
…などを、会計とファイナンス実務の視点から、できるだけわかりやすく解説していきます。
もちろん、良い点だけを並べるようなことはしません。
「少額で始められるなら何でもいい」ではなく、
**“数字に惑わされずに仕組みを読み解く力”**を、この記事を通して一緒に育てていけたらと思います。
私自身、「投資はこわい」と思っていた時期がありました。
でも、“きちんと理解すれば、怖くなくなる”という経験を何度もしてきました。
このproperty+も、まさにそういう対象のひとつだと思います。
次章からは、property+の基本情報や特徴を、少しずつ丁寧に見ていきましょう。
第2章|property+(プロパティプラス)の基本情報と特徴|「上場企業グループ×デザマン投資」の安心設計
「1万円で、駅近デザイナーズマンションに投資できる時代になったんだ…」
初めて知ったときは、少しだけワクワクしたのを覚えています。
◆property+ってどんなサービス?
property+(プロパティプラス)は、「飯田グループホールディングス」傘下の株式会社リビングコーポレーションが運営する、不動産特化型のクラウドファンディングサービスです。
一言でいえば、
「ハードルの高かった不動産投資を、1万円から、しかもネット完結で始められる仕組み」
ということになります。
そしてその投資先が、リビングコーポレーションの自社開発デザイナーズマンション。
物件の“中身”が明らかで、品質にも妥協がありません。
◆運営会社の信頼性がもたらす「安心の土台」
property+を語る上で外せないのが、運営会社のバックグラウンドです。
項目 | 内容 |
---|---|
社名 | 株式会社リビングコーポレーション |
親会社 | 飯田グループホールディングス株式会社(東証プライム) |
設立 | 2015年(旧事業含め実質10年以上の開発実績) |
事業内容 | 投資用収益物件の企画・設計・販売、ホテル・アパート開発など |
この“飯田グループ”という名前、住宅業界では知らない人がいないほどの存在です。
年間4万戸超を販売する、日本トップクラスの戸建住宅供給企業でもあります。
その傘下で不動産クラファンを展開するということは、以下のような構造的な強みを意味します:
- 開発~販売までをグループ内で一貫して完結できる
- 物件の供給元としての目利き・品質管理力が強い
- 倒産リスクや運営継続性に対する信頼度が高い
“物件が分かっていて、背景も明確で、実績もある”──この安心感、初心者にとっては何よりの魅力ではないでしょうか。
◆投資対象:駅近の“デザインマンション”
property+が投資対象としているのは、**自社開発のデザインマンション(Brancheシリーズなど)**が中心。
特徴をまとめると以下の通りです。
特徴 | 内容 |
---|---|
立地 | 駅徒歩10分以内が中心(都市部・再開発エリア含む) |
建物 | デザイン性・機能性の高いRC造マンション |
実績 | グループ全体で300棟以上の供給実績あり |
稼働率 | 高い入居率を維持(キャンペーン対象外でも空室率は低め) |
こうした物件に、1万円から投資できるというのがproperty+の最大の武器です。
マンションそのものの「美しさ」や「場所の強さ」に惹かれて始めた方も多いようですね。
不動産の世界では、「立地は裏切らない」という言葉があります。これは投資にも当てはまる真理だと思います。
◆利回りと運用期間:派手すぎず、でも手堅い
●想定利回り
- 基本は年利3〜4%前後
- キャンペーン時は10%案件も(※短期&限定)
- 利回りは「想定値」であり、確定ではないことに注意
●運用期間
- 短いものでは2〜4ヶ月
- 長期のものでは12〜15ヶ月程度まで幅あり
- 平均すると4〜6ヶ月程度が多め
正直に言えば、3%台という利回りは「物足りない」と感じる人もいるかもしれません。
でも、それが“現実的な水準”であることも、私はお伝えしたいと思っています。
たとえば年10%超をうたう一部のサービスは、
物件の流動性や出口戦略の難しさ、瑕疵リスクなども孕んでおり、表面利回りだけを信じて突っ込むのは危険です。
property+はあえて、「その利回りでいいから、確実に戻ってくる設計」を選んでいる──
そう解釈すると、その“控えめさ”はむしろ信頼につながると私は感じています。
◆リスク軽減のカギ:「優先劣後方式」と「マスターリース契約」
property+では、投資家のリスクを軽減するために以下の2つの仕組みを採用しています。
🔸優先劣後方式(元本保全の工夫)
簡単に言えば、万一の損失が出た際に、
- 運営会社が自らの出資(劣後出資)から先に損をかぶる仕組みです。
例えばこんな構造:
出資者 | 出資割合 | 損失が出た場合の負担順 |
---|---|---|
投資家(あなた) | 80%(優先) | 最後に損失を被る |
運営会社 | 20%(劣後) | 最初に損失を負担 |
つまり、2割程度の損失なら、投資家の元本は守られるということ。
もちろん、全損の可能性はゼロではありませんが、これはかなりの安心材料です。
🔸マスターリース契約(家賃保証)
物件に空室が出たとしても、
- 運営会社があらかじめ賃料保証契約(マスターリース)を結んでおくことで、
- 収益性が大きくブレないようにしているという仕組みです。
「空室が出たら収益がゼロになる」という不動産投資の怖さを、うまく中和してくれます。
この2つの仕組みが組み合わさっているからこそ、「年利3%でいいなら、ほぼ確実に回収できる」という構造が成立しているんですね。
投資というと、「一攫千金」や「リスクと隣り合わせ」といったイメージを持ちがちですが、property+のように「“損しにくい構造”を積み上げる」ことで、“静かに増やす”選択肢もあるんだなと、改めて感じます。
次章では、実際に投資した人のリアルな声(評判・口コミ)を見ながら、property+の評価がどこにあるのかを深掘りしていきます。
第3章|property+のリアルな評判・口コミを読み解く|「静かな人気」の裏側にあるもの
正直な話、“口コミをあえて探す”という行動そのものが、すでに慎重で賢い投資家の第一歩だと思っています。
◆まず、SNSでの実際の声を見てみましょう
property+に関するリアルな口コミを調査すると、X(旧Twitter)を中心に以下のような投稿が見られました。
🔹ポジティブな声
- 「quador神宮西ファンドに申し込み。今回は余裕持って投資できた」
- 「無事に償還された。分配金も予定通り着金していて安心」
- 「Amazonギフト券が届いた!知らぬ間にキャンペーン対象だったらしい(笑)」
こういった投稿には「派手ではないけれど、安心して使える」という雰囲気がにじんでいます。
実際、人気ファンドは10分程度で完売することもあるため、静かに“根強いファン層”が存在していることがわかります。
🔹ネガティブな声
- 「新規ファンドがなかなか出ない。応募すらできない…」
- 「先着形式だと、スマホだと出遅れることがある」
- 「倍率が高くて抽選ファンドでも外れることが多い」
ネガティブというより、“惜しい”という声が多い印象です。
これはproperty+のファンド数が月1件程度と少なめであることが背景にあります。
◆口コミから見える3つのリアル
口コミや投稿を整理していくと、**3つの“実像”**が浮かび上がってきます。
①「安心したい人」ほどproperty+を選んでいる
投稿者の傾向を見ていると、
- FIRE志向の人(投資で早期リタイアを目指す)
- 現物不動産も保有しているけどクラファンでリスクを分散したい人
- クラファン比較ブログを運営している人(情報に敏感)
といった層が多く、初心者かつ慎重派の投資家が中心層であることが伺えます。
これはproperty+が、「物件が見える」「リスクが限定的」「少額OK」という三拍子そろったサービス設計だからこそ実現している層です。
②「早押し競争」に疲れてしまう人も
ファンドの人気が高まる一方で、
- 先着方式では数分で完売
- 抽選方式でも倍率が10倍を超える場合もある
こうした“早押し型クラファン”に対して、「参加するのがしんどい」という声もあります。
実際に、「スマホで見てたら間に合わなかった」「外出先だったので申し込めなかった」といった体験談は少なくありません。
この点は、後述する「注意点・デメリット」の章でも改めて取り上げたい部分です。
③「無事償還された」という声は、実は貴重な証拠
SNSで「ちゃんと償還された」という投稿を見ると、
なんとなく「良かったね」で終わってしまいがちですが──
実はこれは、クラファン業界では非常に重要な意味を持ちます。
というのも、募集時の派手なPRと、実際の償還結果は別物だからです。
- 利回りが予定より低かった
- 運用が延長された
- 元本割れになった
など、想定通りにいかないケースも存在する中で、property+は「淡々と償還されている」という実績が多数報告されています。
これは、“案件選定の目利き”と“リスクヘッジ構造”がしっかりしていることの裏返しだと、私は受け止めています。
◆口コミに現れた“property+の本質”
では、ここまでの情報を踏まえて、property+の本質的な魅力とは何か?
口コミという一次情報の積み上げから導かれるのは、次のような姿です。
評価軸 | 内容 |
---|---|
安心感 | 飯田グループ傘下 × 自社開発物件 × 償還実績あり |
認知度 | 静かに人気を集めており、クラファン比較ブロガーなども注目 |
満足度 | 利回りに不満を感じる人もいるが、全体的には「信頼できる」という評価が多数 |
利便性 | ネット完結・少額スタートは好評。一方で「早押し疲れ」の声も一部あり |
“想定通りに終わる”ことの難しさを、不動産業界にいた私たちはよく知っています。
だからこそ、property+の「淡々と約束を果たしている姿勢」は、地味ですが非常に貴重な価値だと思うのです。
次章では、その価値を支えるproperty+の「仕組みの強さ」=メリット面を、会計目線でより深く解説していきます。
第4章|property+の5つの強みと仕組みの裏側|安心感はこうして設計されている
投資って、結局“仕組みを信じられるか”だと思うんです。
そしてproperty+は、その「仕組み」で勝負しているサービスです。
◆強み①|上場企業グループの信頼感──その「後ろ盾」は伊達じゃない
property+の運営元である株式会社リビングコーポレーションは、東証プライム上場企業「飯田グループホールディングス」のグループ会社。
これは単なる看板の話ではなく、財務体力・開発実績・コンプライアンス意識の高さに直結します。
たとえば:
- 不動産特定共同事業の許可(都知事第150号)
- 一級建築士事務所登録(東京・愛知・福岡)
- 建設業免許・宅建業免許 すべて保有
つまり、自社で「建てて」「運用して」「商品設計して」「販売まで」一貫できる体制が整っているわけです。
不動産クラファンでよくある「物件は借り物・外部依存」の仕組みではないという点で、property+の構造は極めて稀有です。
◆強み②|自社開発物件 × 都心駅近 × 高入居率
投資対象となるのは、主要都市の駅近デザインマンション(Brancheシリーズなど)。
しかも全棟、**リビングコーポレーションが企画・設計・開発した“自社物件”**です。
評価軸 | 内容 |
---|---|
立地 | 駅徒歩10分以内のエリア中心(東京・名古屋・福岡など) |
建物 | RC造・デザイン重視・高稼働率 |
実績 | 300棟以上の開発供給実績あり |
テナント構成 | 単身者・若年層向け物件が多く回転も良い |
入居者のニーズを読み、物件に「答えを出す力」があるからこそ、安定的なインカム収入が見込める。
クラファン投資家にとって、これは「地味だけど最強の保全要素」です。
◆強み③|“元本保全構造”としての優先劣後方式
property+のファンドは、すべて**「優先劣後出資方式」**を採用しています。
ここは少し会計的に読み解いてみましょう。
▷ 優先劣後とは?
損失が出た場合に、
- 運営会社の劣後出資分(例:20%)から先に損失を吸収する
- 投資家(優先出資者)の元本は最後に毀損される
という“リスククッション”の仕組みです。
▷ たとえばこんな構造
出資者 | 出資比率 | 損失許容範囲 |
---|---|---|
投資家 | 80%(優先) | 最後に損失が発生 |
運営者 | 20%(劣後) | 最初に損失を吸収 |
仮に、ファンドで10%の損失が出ても──
投資家には一切損失が発生しないという仕組みです(あくまで構造上)。
▷ 注意すべき点
- 優先劣後の比率はファンドごとに異なる
- 想定を超える損失が出れば、優先出資者にも影響が出る
でも逆に言えば、“劣後比率が10%を超えるファンド”であれば、「1割の損失までは投資家の元本は守られる」わけです。
このように、数字に裏打ちされた「損失耐性」が明示されているのは、投資家心理として非常に大きな安心材料です。
◆強み④|空室リスクを吸収する「マスターリース契約」
もうひとつ注目したいのが、**一部ファンドで導入されている「マスターリース契約」**です。
▷ ざっくり言えば
運営会社が物件を一括借り上げし、投資家には空室の有無に関係なく一定の賃料が支払われる仕組みです。
これは現物不動産の賃貸経営でよく使われるスキームですが、クラファンに導入されているのはかなり珍しいです。
- 空室が出ても収入が安定
- ファンド運用中の「変動」が少なくなる
- 利回りのブレが抑えられる
▷ 注意点
- 全ファンドで採用されているわけではない
- 運用コストや手数料分が利回りに影響することもある
優先劣後で「損失」を抑え、マスターリースで「収益ブレ」を抑える──
property+は、二重三重に“安定装置”を仕込んでいることがわかります。
◆強み⑤|信託銀行での「分別管理」=倒産リスクへの備え
property+では、**投資家の資金は運営会社の資産とは分けて「信託銀行」で管理」**されます。
これは、万一運営会社に何かあった場合でも、
- 投資家資金は守られる(差し押さえされない)
- ファンド運用は第三者が引き継げる
という保全構造につながります。
不動産クラファンは「小規模事業者」が運営しているケースも多く、倒産リスクが常につきまとうジャンルです。
その中でproperty+は、**“分別管理+信託保全+上場企業グループ”**という「三重構造の安全網」を敷いていることが大きな特徴です。
◆まとめ:property+の“強み”は、決して偶然ではない
ここまで挙げた5つの強みは、単なる「企業体力」だけでは成り立ちません。
- 商品設計の視点
- リスク構造の理解
- 投資家心理の把握
──これらを熟知しているからこそ可能な設計です。
強み | 内容 |
---|---|
上場グループの信頼 | 財務・法令・継続性の観点で安心 |
自社開発物件 | デザイン性・立地・高稼働率 |
優先劣後方式 | 投資家元本の“損失耐性” |
マスターリース契約 | 空室リスクのブレ抑制 |
分別管理 | 倒産時でも資金保全される構造 |
利回りは3〜4%と控えめかもしれません。
でもそれは、「確実に償還されるための“設計された控えめさ”」なんだと思います。
次章では、こうした強みの裏にある、**「デメリット」や「気をつけたい点」**についても、正直に掘り下げていきます。
第5章|property+の注意点・デメリットは?|あえて語る堅実ゆえの弱点
実は、魅力的に見える投資先ほど、「どこが弱点なのか」を先に探すようにしています。
それは、自分のお金に“ちゃんと責任を持つ”ってことでもあると思うんです。
◆完璧な投資先なんて、存在しない
ここまでで見てきたように、property+は非常に堅実で安心感のあるサービスです。
でも、デメリットや注意すべき点が“ない”わけではありません。
むしろ、
「短所も知ったうえで選ぶ」
──この姿勢こそ、投資初心者にとって本当に大切な“習慣”だと思っています。
以下、私自身が実際に分析・取材・体験を通して見えてきた**property+の“5つの注意点”**についてお伝えします。
◆注意点①|ファンドの募集頻度が少ない
口コミでも頻出でしたが、property+はファンドの数が少なめです。
▷ 実際の実績
- 2021年〜2024年までの累計:30件程度
- 月1件あるかないか、というペース
▷ どうして少ないのか?
- リビングコーポレーションの自社開発物件に限定しているから
- 無理なペースで「数だけ」を追っていない
つまり、質を重視しているからこそ数が出ないという背景もあるわけですね。
とはいえ、投資チャンスが限られるのは事実。
人気案件では**「先着1分勝負」や「倍率10倍超の抽選」**になることも。
私も一度、仕事中に通知を見逃して申し込めなかったことがあります…苦笑
▷ 対処法
- 会員登録だけでも早めに済ませておく(チャンスを逃さない)
- 他社の不動産クラファンと“併用”することで投資の幅を持たせる(後述)
◆注意点②|利回りは3〜4%と控えめ
property+の想定利回りは、
- 通常ファンド:年3〜4%
- キャンペーンファンド:最大10%(ただし3ヶ月運用)
派手な数字に慣れている方には、「少し物足りない」と感じられるかもしれません。
▷ ただし、ここが本質
利回りが控えめなのは、リスクを抑えている証拠でもあるんです。
- 優先劣後で元本保全構造
- マスターリースで空室リスク軽減
- 分別管理・上場企業グループの信頼性
これだけ安全構造を盛り込んでなお、3〜4%が実現されている──
「実質的なコスト対パフォーマンス」としては、かなり良質だと私は思っています。
▷ そして、「利回りは税引後で考える」が鉄則
特にクラファンは分配金が雑所得扱いになるため、課税後の実質利回りで考える必要があります。
- 年5%でも課税後は3.5%以下になることも
- 年3.5%でも、損失リスクが極めて低ければ**“手元に残る安心な利益”**としては価値が高い
◆注意点③|運用期間が長めの案件も多い
ファンドによっては、
- 運用期間:12ヶ月〜15ヶ月
という中長期型が出てくるケースもあります。
▷ ここで注意したいのは
「途中で資金が必要になっても、基本的には引き出せない」点。
クラファン投資は仕組み上、
- 中途解約が原則NG
- 一部、出資持分の「譲渡制度」あり(ただし手数料発生)
▷ 対処法
- 完全に“余剰資金”で運用すること
- 「3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月」と期間を分散しておくことで、資金ロックを回避しやすくなる
◆注意点④|高額出資はしづらい(出資制限あり)
property+では、「出資上限」が設定されているファンドもあります。
- 30口、100口といった“口数制限”あり(1口=1万円)
- 高額投資を希望する人には“枠”が小さく感じられることも
▷ これはなぜ?
- 少額分散投資の機会をより多くの投資家に届けるための配慮
- ファンド規模に応じてリスク集中を防ぐためでもある
▷ 対処法
- 無理に「1つのファンドにまとめて投資」しようとしない
- 複数ファンドに分けて投資 or 他サービスとの組み合わせ
◆注意点⑤|元本保証はない(これは全クラファン共通)
property+に限らず、不動産クラウドファンディング全体に言えることですが──
元本保証ではありません。
法令上、クラファン業者は
- 「元本保証するような説明」をしてはいけない
- 投資先として“投資性金融商品”である以上、損失リスクを伴う
ただしproperty+は、
- 「損失が出にくい構造」を持っている
- 償還実績もしっかりある
- 優先劣後・マスターリース・分別管理などで“保全層”が厚い
この点で、「リスクを知った上であえて選ぶ価値がある」クラファンだと私は考えています。
◆それでもproperty+を選ぶ人が多い理由
ここまで読んで、
「じゃあ、なぜそんな不便さがあるのに人気なの?」
と感じた方もいるかもしれません。
答えはシンプルです。
「安心して、失敗しにくい投資がしたい」
このニーズに、property+は静かに確実に応えているからです。
SNSでもこんな声が見られます:
- 「ファンド数は少ないけど、逆に変な案件が混ざらないから信頼してる」
- 「利回りよりも、“ちゃんと返ってくる”ことのほうが大事」
- 「長期運用は確かに不便。でも何もしないうちに1年経つから、逆にありがたい」
◆まとめ:デメリットを“知った上で選ぶ”からこそ、信頼できる
property+は、
- 募集件数が少ない
- 利回りが控えめ
- 中途解約が原則不可
- 出資上限がある
- 元本保証はない
という“制約”を抱えています。
でもそのすべてが、「健全な商品設計」と「投資家保護」のために存在しているという点が、最大のポイント。
「数字で魅せない代わりに、構造で誠実に守る」
それがproperty+の哲学であり、他にはない強さだと私は感じています。
第6章|投資を始める前に確認すべき5つのポイント|後悔しないための静かな準備
投資って、始める前の「小さな確認不足」が、あとで大きな後悔になるんですよね。
でも逆に、少しの備えで「安心して続けられる投資」になる。property+は、そんな設計ができるサービスだと思っています。
◆ポイント①|「余剰資金」であることを最優先に確認する
property+に限らず、不動産クラファン全般に共通するのが**「原則、途中で引き出せない」**という性質です。
つまり、投資に回したお金は、
- ファンド満了までロックされる
- 必要になっても“すぐには引き出せない”
という前提があります。
▷ 確認すべきこと
- 生活費・教育資金・医療費と重ならないか
- 半年〜1年間使う予定がない“完全な余剰資金”か
「使うかもしれないお金」は、投資に向いていません。
私も、生活防衛資金とは絶対に“財布を分ける”ようにしています。
◆ポイント②|投資時期を分散して“資金ロック”を避ける
よくある失敗のひとつが、
「1回のファンドに全額投資してしまい、資金が動かせず困った」
というケースです。
これは、property+のような定期償還型×短期ファンドでは特にありがちです。
▷ 対策:投資タイミングをずらす
- 3ヶ月後満期のファンド → 今月
- 6ヶ月後満期のファンド → 来月
- 12ヶ月後満期のファンド →再来月
というように、“資金回収のタイミング”をあらかじめ分散させておくことで、資金の流動性が確保されます。
▷ ワンポイント
- 同一月に償還が集中すると、再投資先が見つからないこともある
→ “ずらして投資”は、キャッシュフロー改善の基本戦略です。
◆ポイント③|利回りは「税引後」で見る
property+では、ファンドの想定利回りは3〜4%。
ただしこれは税引前の数字です。
▷ 雑所得扱いで、課税されることを想定する
- 所得税+住民税で20〜30%課税されるケースが多い
- 年間の雑所得が20万円を超えると、原則として確定申告が必要
利回り(税引前) | 税率25%での実質利回り(目安) |
---|---|
3.5% | 約2.6% |
4.0% | 約3.0% |
10%(キャンペーン) | 約7.5% |
▷ 確定申告のポイント
- 20万円以内なら申告不要(給与所得者の場合)
- 確定申告には「取引残高報告書」が使える(property+のマイページから取得可能)
◆ポイント④|“他社との併用”でリスクとタイミングを分散
property+は、
- 月1件ペースの募集
- 完売速度が早い
という特性があるため、単体運用だと「投資できない期間」が発生することもあります。
▷ 対策:他社サービスとの併用
Quiet Money Labでは以下のような比較記事も公開しています。
複数のサービスを併用することで、
- 投資タイミングが分散できる
- 特定サービスのファンド供給停止に備えられる
というメリットがあります。
私自身、CREALやちょこっと不動産とも併用しています。違う温度感のファンドを組み合わせることで、“時間軸”にも“収益性”にも余裕が生まれる実感があります。
◆ポイント⑤|「やってみたい」より、「納得して始める」ことが大事
最後に、一番大事なことを。
投資は、「勢い」でも「不安解消」でもなく、
“自分で納得してから始める”ことが、唯一の正解です。
▷ 質問リスト(自分に問いかけてみてください)
- なぜ、今property+に興味を持ったのか?
- この投資で、自分はどんな未来を期待しているのか?
- リスクがあることを受け入れた上で、「それでもやってみたい」と思えるか?
この答えが「YES」になったとき、初めて“静かに始める”準備が整います。
◆まとめ:「確認してから始めた投資」は、強い
property+は、堅実で手堅く、信頼できるサービスです。
でもだからこそ、始める前の“自分なりの確認”がすごく大切なんです。
チェック項目 | 内容 |
---|---|
余剰資金かどうか | 中途解約できないため必須 |
タイミングの分散 | 償還・再投資タイミングの調整 |
税引後の利回り | 想定利回りは“手取り”ではない |
他社併用 | タイミング・分散・選択肢確保 |
納得感 | 「続けたい投資」であるかどうか |
投資は、始めてから“焦って調べる”のではなく、始める前に“納得して進む”もの。
property+は、そんな“じっくり型”の人にこそ、向いていると私は感じています。
第7章|property+の実績・キャンペーンの傾向を読み解く|“静かな信頼”の裏づけ
優良な投資先って、「声が大きい」よりも「記録が静かに積み上がっている」ことが多いんですよね。
property+はまさにそのタイプです。
◆実績データを“構造から”読み解く
まず、公式発表や公開資料、投資家向けページなどから確認できるproperty+の**実績データ(2025年4月時点)**を整理してみます。
項目 | 実績(累計) |
---|---|
募集ファンド数 | 約31件 |
運用終了済み | 約26件(残り運用中) |
募集達成率 | ほぼ100%(完売ファンド多数) |
元本割れ | 0件(※確認できる範囲) |
想定利回り(平均) | 年利3.3〜3.6% |
想定運用期間(平均) | 約4.6ヶ月 |
▷ ポイント①|ファンド数は少なめ、でも選び抜かれている
- 数は追わない
- 自社物件に限定することで“品質を維持”
- すべてのファンドが物件写真付きで開示されている=透明性◎
▷ ポイント②|完売率が極端に高い
「気づいたら終わってた…」という声が多いのも納得です。
投資家は、“何を選ぶか”より“どう確保するか”に悩むという、ちょっと不思議な状態ですね。
▷ ポイント③|償還率の高さ=信頼の蓄積
数字に現れにくいですが、償還されたファンドがSNSで報告されている割合の高さも地味に重要です。
- 「償還された」「着金確認」などのリアルな投稿が多い
- 実績ページで各ファンドの進捗が随時更新されている
◆キャンペーンの実績と傾向
property+では、過去に限定的なキャンペーンファンドや特典付き投資枠が実施されたことがあります。
▷ 代表的な例:「Branche阿佐ヶ谷」シリーズ
- 2021年〜2022年にかけて実施
- 想定利回り10%
- 運用期間3ヶ月
- 募集金額は控えめ(上限出資口数あり)
▷ Amazonギフト券プレゼント(2024年)
- 特定ファンドに30万円以上出資で、最大1万円分進呈
- 対象は抽選ではなく先着制
- 利回りとは別の「実質利回り向上策」として機能
私も正直、「ギフト券付きはあざといかな?」と思ってましたが、受け取ったら地味に嬉しかったです(笑)
◆キャンペーンの“狙い”を読み解く
キャンペーンと聞くと「集客目的のテコ入れ」と見られがちですが、property+の場合は**“商品性を試してもらう機会”として活用されている印象**があります。
一般的なクラファンのキャンペーン意図 | property+の意図(推察) |
---|---|
利回りで釣る | 実績を知ってもらうきっかけづくり |
過剰な新規誘導 | 既存投資家のエンゲージメント維持 |
登録者数重視 | 実際に“参加してくれる人”の獲得重視 |
つまり、「ファンドの魅力で勝負する前提で、その入り口だけ少しだけ開けている」──
そんな慎ましさと誠実さを感じるキャンペーン設計です。
◆今後のキャンペーン動向は?
2025年4月時点では、キャンペーンは実施されていないとの情報です。
ただし以下の傾向から、
「年1〜2回程度は、限定的なキャンペーンが再開される可能性はある」と考えています。
▷ 再開されやすいタイミング
- 年度末(3月)や新年度(4月)のタイミング
- 飯田グループの決算や中計の進行に応じた資金調整期
- 新シリーズ(新築ファンド・ホテル型ファンド)リリース時
◆キャンペーン狙いで“賢く投資”する方法
以下のような運用スタイルが、property+の“キャンペーンファンド活用”に向いています。
🔹 お試し用の資金で「短期・高利回り」を体験
- キャンペーン利回り(10%)× 3ヶ月運用
→ 年間換算ではなく、利息+体験価値で納得
🔹 メイン資産は“通常ファンド”で着実運用
- 優先劣後付き・マスターリース付きなど、構造の安定感を重視
🔹 ギフト券キャンペーンは“純利回り上乗せ”として計算
- 30万円出資 × 1万円分のAmazonギフト券=約3.3%分の利回り加算
→ 本来の3.5%に上乗せすると、実質利回り6%相当のケースも
単なる“おまけ”ではなく、「実質利回りに組み込んで評価する」という視点を持つと、キャンペーンの見方がガラッと変わると思います。
◆まとめ:実績とキャンペーンは「信頼と動機付け」の両輪
観点 | 内容 |
---|---|
実績 | 完売率・償還実績・損失ゼロ(確認ベース)=信用の積み上げ |
キャンペーン | 派手さ控えめ、だが実質利回りや体験価値に直結 |
投資戦略 | 短期キャンペーン×中長期通常ファンドの“合わせ技”が有効 |
property+は、「売るためのプロモーション」ではなく、「知ってもらうための機会設計」を大切にしている。
だからこそ、信頼の輪が“静かに広がっている”のかもしれません。
第8章|property+は他と何が違う?静かに選ばれる理由を構造で読み解く
いろんなクラファンを見比べたけれど、最終的に私がproperty+を選んだ理由は、「派手じゃないのに、筋が通ってる」って感じたからでした。
◆「なんとなく安心そう」ではなく、構造的に安心
不動産クラウドファンディングには今、数十社に及ぶサービスが存在しています。
それぞれに特色があり、「高利回り」「短期運用」「大型案件」などを売りにしています。
でも、数字やキャッチコピーの違いだけでは、本質的な差は見えません。
重要なのは、**「どんな設計思想で、どういう投資家に向いているか?」**を見抜くこと。
property+はその中で、“安全性と構造整備の徹底ぶり”が際立っているサービスです。
◆比較軸①|誰が“物件の責任”を持っているか
多くのサービスは、物件の調達や開発を外部委託しており、「投資先はあくまで“紹介された物件”」という位置づけにとどまります。
一方、property+は明確にこうです:
物件の企画・開発・設計・施工・運用まで、グループ会社で一貫管理している
つまり、万が一トラブルがあったときにも
- 「どこに責任があるのか」
- 「誰が対応するのか」
- 「判断のスピードや一貫性があるか」
といった点で、投資家にとって非常に安心です。
“投資先に実体がある”ということの意味を、property+は正面から見せてくれる数少ないサービスだと思います。
◆比較軸②|元本保全構造の“実装レベル”
どのクラファンも、元本割れリスクへの対応として「優先劣後方式」などをうたっています。
ですが──採用している“だけ”と、“設計思想に組み込まれている”のとでは、意味が全く違います。
property+は:
- 劣後出資比率の明記
- 優先順位に関する説明
- マスターリース契約の併用(ファンドによる)
…など、“元本保全設計の精度”が一段深いのです。
さらに、これを「仕組みとして当たり前のように提示している」点に信頼性があります。
他社が“打ち出し”として使っていることも、property+では“構造の一部”として静かに据えられている。
◆比較軸③|ファンドの“選ばれ方”が真逆
多くのサービスでは、外部不動産会社の提案を元にファンドを構成するスタイルを採っています。
- 市場に出回る物件を使う
- 複数の投資家向けに設計された「汎用的なファンド」
つまり、
「投資家が“選ぶ”前に、実はサービス側が“提案された中から選んでいる”」
これが大半のクラファンの構造です。
対してproperty+は、こうです。
自社で「建てる前提」「売らずに保有」「物件単位で個別設計」
→ 投資家の参加は、その流れに沿う“内部ステップ”に近い
だからこそ、
- 「物件の背景が見える」
- 「開発ストーリーが理解できる」
- 「情報が公開されている」ことに安心感がある
◆比較軸④|“あえて数を出さない”戦略
一般的に、投資系サービスはファンド数・募集件数が多いほど「スケールしている」印象を与えます。
でも、property+は真逆のアプローチ。
- 月1件程度のリリース
- 多くても年10件前後
- 自社物件にこだわるため、無理に出さない
これは裏を返せば、
- 案件の質に妥協しない
- 投資家に“選択疲れ”を与えない
- 「いつでも買える」と思わせないことで完売力を維持
という、事業運営としての設計哲学の一貫性とも言えるのです。
◆比較軸⑤|“静かな人気”の正体
最後に、最も印象的なのは「ファンの温度感」です。
他のサービスでは、
- キャンペーン目当ての流入
- 高利回り案件への投機的参加
- 複数サービスを渡り歩くユーザー
が多く見られるのに対し、property+では、
- 丁寧に情報収集した上で参加する人
- 他社との“違い”を語るブロガー
- SNSで「ファンド完売、着金確認」と報告する人
が目立ちます。
つまり、「とりあえずやってみた」ではなく、**“考え抜いて選ばれている”**ということ。
これは、構造そのものが信頼されていないと、絶対に起こらない現象です。
◆まとめ:“構造”がつくる差は、見えにくい。でも効いてくる。
比較軸 | 他サービス傾向(一般的) | property+ |
---|---|---|
物件の供給源 | 外部からの提案・委託 | 自社開発・設計・運用一貫体制 |
優先劣後の使い方 | 強調プロモーション要素 | ファンド構造の一部として自然実装 |
ファンド数 | 多いが玉石混交 | 厳選して少数提供 |
投資家との関係性 | 広く浅く | 深く丁寧に |
投資の温度感 | 利回り重視型の参加も多い | 安全性とストーリーで選ばれている |
「どう違うのか?」を言葉で説明するのは難しい。
でも、「実際に投資してみた人の安心感の表情」が、property+の答えなんだと思います。
第9章|property+の始め方と投資ステップをやさしく解説|やってみたいを行動に変えるまで
「投資を始める」と聞くと、何だか大げさに聞こえるかもしれません。
でもproperty+は、思っているよりずっと静かに、すっと始められます。
◆step 0|まずは“流れの全体像”をつかむ
property+で投資を始めるには、ざっくり言うとこの5ステップ。
- 会員登録(仮登録+本登録)
- 本人確認(eKYCまたは郵送)
- 投資家口座の開設(自動で行われる)
- ファンド選択と申込(先着または抽選)
- 運用開始と分配金の受け取り
それぞれのステップは数分〜数日で完了。
特にeKYC(スマホで本人確認)を選べば、最短1営業日でスタートラインに立てることも。
◆step 1|会員登録(仮登録→本登録)
▷ 仮登録(所要時間:2分)
- メールアドレスを入力し、仮登録リンクを受け取るだけ
- 登録後、すぐに確認メールが届きます
▷ 本登録(所要時間:5分程度)
- 氏名、住所、生年月日、職業などの基本情報を入力
- 出資の目的なども簡単に選択形式で入力
- 途中保存も可能なので、焦らなくてOKです
◆step 2|本人確認(eKYCがおすすめ)
property+では、以下の2つの方法から本人確認を選べます。
方法 | 内容 | 完了までの目安 |
---|---|---|
eKYC(オンライン) | スマホで本人確認書類と顔を撮影 | 最短1営業日で完了 |
郵送 | 本人確認ハガキの受け取り・コード入力 | 数日〜1週間程度 |
▷ eKYCで使える書類
- 運転免許証
- マイナンバーカード(表面のみ)
- パスポート(顔写真ページ)
私はeKYCを選びましたが、手続きは驚くほどスムーズで、スマホで数枚写真を撮るだけ。
平日の午前に申請したら、翌日には投資可能になっていました。
◆step 3|投資家口座が自動で開設される
本人確認が完了すると、自動的に「property+専用口座(預り口座)」が開設されます。
ここに自分の銀行口座から事前に資金を入金しておくことで、ファンド申込時にすぐ投資できるようになります。
▷ 事前入金のすすめ
- **先着方式では“入金済みでないと申し込めない”**ケースが多い
- 少額(1〜5万円)だけでも“待機資金”として入れておくとチャンスを逃さない
◆step 4|ファンドを選んで申込(先着 or 抽選)
▷ 申込の流れ
- 募集開始日時になると、マイページのファンド一覧に「申込」ボタンが表示
- 上限口数以内で希望額を入力(例:1万円=1口)
▷ 2つの申込方式
方式 | 内容 | 特徴 |
---|---|---|
先着方式 | 募集開始と同時に申込順で枠が確定 | 数分で完売することもある |
抽選方式 | 募集期間内に申込→後日抽選結果が通知される | 落ち着いて申し込み可 |
▷ 申込のコツ
- 会員登録はあらかじめ済ませておく
- 募集開始5分前にはマイページにログイン
- 通知メール設定をONにしておく(見逃し防止)
◆step 5|運用開始と分配金の受け取り
▷ 運用開始
- ファンドの運用開始日は、募集終了後に通知されます
- 基本的には「完全放置OK」──何もすることはありません
▷ 分配金と元本償還
- 多くのファンドでは「満期一括償還」方式
- 満期後、元本+分配金が投資家口座に入金されます
- その資金を再投資するもよし、自分の銀行口座へ出金するもよし
たとえば「6ヶ月の運用」であれば、半年後に“何事もなかったかのように”通帳にお金が戻ってくる、というのがproperty+の静かさなんですよね。
◆ワンポイント:確定申告や書類の確認もシンプル
- マイページから「取引残高報告書」などがPDFでダウンロード可能
- 雑所得として確定申告が必要になる場合に便利(年20万円を超える人など)
- 出金手続きも数クリックで完了、手数料も実費ベースで控えめ
◆まとめ:「はじめの一歩」が思っているより軽い
ステップ | 内容 | 所要時間の目安 |
---|---|---|
会員登録 | 仮登録+基本情報入力 | 約5〜10分 |
本人確認 | eKYCで1営業日も可 | スマホで完結 |
口座開設 | 自動で完了 | 登録後すぐ |
資金入金 | 任意のタイミング | 銀行振込等 |
ファンド申込 | 開始日時にあわせて | 数分で完了 |
「どうしようかな」と思っている間に、次のファンドが完売する──
そんなことも珍しくありません。
だからこそ、“まずは登録しておく”という準備だけでも十分な一歩だと思います。
第10章|property+に関するよくある質問(FAQ)|わからないをそのままにしないために
私も最初は、「これってどうなんだろう…?」と手が止まることばかりでした。
でも一つずつ疑問を解消していくうちに、「これは始めても大丈夫だ」と思えるようになったんです。
Q1|property+は元本保証されていますか?
A:いいえ、元本保証はされていません。
これは不動産クラウドファンディング全般に共通する話です。
元本保証をうたうことは法律上も禁止されており、property+も例外ではありません。
ただしproperty+では、
- 優先劣後方式
- マスターリース契約(該当ファンドのみ)
- 信託銀行による分別管理
といった「損失リスクを抑える仕組み」がきちんと整備されています。
「保証されているか」ではなく、「損しにくい構造があるか」で見るのが、クラファン投資の正しい見方だと思います。
Q2|利回りは確定ですか?変動することはありますか?
A:利回りは「想定値」であり、確定ではありません。
property+では、各ファンドに**想定利回り(年率ベース)**が明示されています。
これは予定であり、保証ではないことに注意しましょう。
ただし過去のファンドを見る限り、
- ほとんどの案件で想定通りの分配金が支払われている
- 大きな下振れや遅延の報告は見られない
という実績があります。
Q3|会員登録だけで投資できますか?
A:投資するには「投資家登録」まで完了している必要があります。
会員登録だけでは、
- ファンドの閲覧はできますが、
- 実際の申込や入金はできません。
投資家登録のためには、本人確認(eKYCまたは郵送)が完了している必要があります。
Q4|出資したあと、途中で解約できますか?
A:原則、途中解約はできません。
これはクラウドファンディングの構造上、共通のルールです。
一度出資すると、運用期間終了まで資金がロックされると考えてください。
▷ ただし例外もあり
property+では、会員間で出資持分の譲渡が可能です(ファンドによって可否あり)。
- マイページから申請
- 運営側の承認と手数料あり
この仕組みによって、「どうしても現金化したい」場面でも柔軟に対応できる可能性があります。
Q5|確定申告は必要ですか?
A:年間20万円を超える雑所得がある場合、原則として必要です。
property+で得られる分配金は、雑所得扱いになります。
区分 | 必要な対応 |
---|---|
年間20万円以内 | 給与所得者であれば原則申告不要 |
年間20万円超 | 確定申告が必要(副業等の所得と合算) |
▷ 書類について
- 「取引残高報告書」などの必要書類はマイページからダウンロード可能
- 自身で管理が必要ですが、税務処理は比較的シンプルです
Q6|投資したら不動産の所有者になるのですか?
A:いいえ、property+では不動産の所有権は持ちません。
property+での投資は「匿名組合契約」に基づくものです。
つまり、
- 収益に応じた分配を受ける権利はありますが、
- 建物や土地の所有者になるわけではありません。
所有権がないからこそ、「管理・修繕・税務」の手間が一切ないというのが、クラファン投資の魅力でもあります。
Q7|出金や再投資はどうすればいい?
A:マイページ上で簡単に手続きできます。
投資家専用口座に分配金や償還金が入金されたら、
- 銀行口座へ出金申請(1〜2営業日)
- 新たなファンドへの再投資もワンクリックで可能
▷ ワンポイント
- 出金には手数料がかかる場合もある(詳細は各ファンド条件による)
- 再投資の方が“効率よく資産を回せる”という声も多数
Q8|複数ファンドに同時に投資できますか?
A:はい、可能です。
property+では、
- 複数ファンドへの同時出資
- 出資金額の分散(1万円単位でOK)
といった投資設計が柔軟にできます。
私も最初は「1本にまとめる方がラクかな」と思っていましたが、実際には「期間・利回り・安全性のバランスを取りながら複数組み合わせる」方が、長く続けやすいと感じています。
Q9|退会したいときはどうすればいい?
A:マイページの「お問い合わせフォーム」から退会申請が可能です。
ただし、退会には条件があります。
- 所有するファンドがすべて償還済みであること
- 未投資資金が残っていないこと
条件を満たした上で申請すれば、すぐにアカウントを削除できます。
まとめ|“モヤモヤ”を消してから、一歩を踏み出すために
property+は、
- 構造がしっかりしている
- 情報公開が丁寧
- サポート体制も十分
とはいえ、「はじめての投資」はやはり不安がつきもの。
だからこそ、疑問はそのままにせず、一つずつ丁寧にクリアしていくことが大切だと私は思っています。
一歩踏み出す前に“安心して立てる場所”を確認しておく。
property+は、そんな「確かめながら始めたい人」の背中をそっと押してくれる設計になっていると感じます。
第11章|筆者が考えるproperty+活用戦略とリアルな投資感覚|失敗しないための合わせ技
投資を始めたばかりの頃は、いつも「どこにどれだけ入れるか」で頭がいっぱいでした。
でも今は、property+のようなサービスを“どう組み合わせるか”に視点が移っています。
◆property+は“単体完結型”ではない。だから強い
投資を始めた当初、私は「1つのサービスで完結したい」と考えていました。
管理が楽ですし、分かりやすいですからね。
でも、property+に出会って気づいたのは──
これは“他の仕組みと組み合わせること”で真価を発揮する投資先だ
ということでした。
◆私が実践している“3層戦略”の考え方
▶ 投資戦略は「温度差」で分けると分かりやすい
レイヤー | 目的 | 使っている投資手法 |
---|---|---|
第1層(生活資金) | 生活の安全網 | 現金・預金・iDeCoなど |
第2層(コア資産) | 安定的に育てる | property+を中心とした不動産クラファン |
第3層(チャレンジ枠) | 高利回り or リスクヘッジ | 株式投資・高利回りクラファンなど |
property+は、このうち第2層の“土台づくり”としてのポジションに適しています。
- 元本保全の仕組みが明確
- 長期でも短期でも戦略が立てやすい
- ファンドの透明性が高く、管理がしやすい
「失敗したら困るお金だけど、ずっと預金ではもったいない」──そんな資金の“受け皿”になるのが、property+なんですよね。
◆実際にやってみたproperty+の活用スタイル
💡スタイル①|“キャンペーンファンド”でお試し+利回りアップ
私が最初に投資したのは、年利10%(運用3ヶ月)のキャンペーンファンド。
- 少額(1万円×3口)で参加
- 利回り+Amazonギフト券付きだったので、実質年換算13%相当に
この経験が、「あ、これは仕組みとして信頼できるな」と思えたきっかけになりました。
💡スタイル②|“6ヶ月×3本”で資金の“回収リズム”を整える
次に行ったのが、あえてタイミングをずらした3つのファンドに分散投資。
ファンド名(例) | 運用開始 | 運用期間 | 償還月 |
---|---|---|---|
ファンドA | 4月 | 6ヶ月 | 10月 |
ファンドB | 5月 | 6ヶ月 | 11月 |
ファンドC | 6月 | 6ヶ月 | 12月 |
こうすることで、毎月“何かが償還される”状態が生まれ、再投資もしやすくなりました。
積立投資と似たような感覚で、淡々と“資産の再装填”ができるんですよね。しかも、手間は限りなくゼロに近い。
◆property+と他ジャンルの“合わせ技”で投資の耐久力を高める
▷ たとえば:
- property+:安定性・少額・放置OK
- 投資信託(つみたてNISAなど):コアの資産形成
- 高利回り型クラファン:リスクもとれる余剰枠
- FX自動売買・AI投資:短期で流動性を重視
このように役割を分けておくことで、
- どれかが失敗しても慌てない
- 投資のストレスを減らす
- 手放す判断も柔軟にできる
という“耐久性あるポートフォリオ”が組めます。
◆今後の使い方:長期運用型ファンドにゆっくり乗せていく
property+のファンドには、12ヶ月以上の長期ファンドも出てくる傾向があります。
これは、
- 金利上昇局面での利回り向上
- 自社物件の運用余地が広がったこと
などを背景にしたもの。
私は今後、
キャンペーンで回収した短期運用資金 → 長期型ファンドへ“育て直す”
という流れを意識して組んでいこうと考えています。
◆まとめ:property+は「時間を味方にする投資」に向いている
- 一攫千金ではない
- ゆっくり、でも着実に育つ構造
- 続けていくほどに“再投資効率”が上がる
property+の活用は、
「手間をかけずに、時間に働いてもらう」
その王道的なモデルになりうると、私は実感しています。
人は「投資で成功したい」と言いながら、つい“派手な選択肢”に目を奪われがち。
でもproperty+のような、“静かに信頼を積み上げる型”のサービスこそ、資産形成にとっては一番強い味方になるのかもしれません。
第12章|property+は「じっくり型」の資産形成に本当に向いているか?|結論と私のおすすめポイント
ここまで読んできて、「派手さはないけど、なんだか信頼できそうだな」と感じてくださったなら、
たぶんあなたとproperty+の相性は、悪くないと思います。
◆結論:property+は“急がずに、失敗しない”投資を求める人に向いている
これが、私の正直な結論です。
property+は──
- 派手な利回りをうたわず、
- 案件数も控えめで、
- ただコツコツと、安全性の高い仕組みを築きながら、
- 着実に投資家と信頼を重ねてきた不動産クラファンです。
投資初心者の方にとって、
「最初に出会うにはちょっと地味かも」と感じるかもしれません。
でも、**“初めての投資だからこそ、失敗したくない”**という気持ちがあるなら、
property+は間違いなく、その第一歩にふさわしい選択肢のひとつです。
◆どんな人に向いている?
タイプ | なぜproperty+が合うか |
---|---|
投資初心者 | 仕組みがシンプルで透明性が高い。元本保全構造がある。 |
子育て・共働き世帯 | 完全放置型で運用でき、時間が取られない。 |
高利回りより安全性重視派 | マスターリース、優先劣後、分別管理でリスクが抑えられている。 |
分散投資を始めたい人 | 投信・NISAなどと並行して“実物資産に触れる”経験ができる。 |
1万円から試したい人 | 最小投資金額が低く、無理のない範囲で始められる。 |
「投資の第一歩」としても、「育てる資産のひとつ」としても、property+は“ちょうどいい”んです。
◆最初の一歩を踏み出したい方へ
もしこの記事をここまで読んでくださったなら、
それだけで、あなたは「慎重に投資を考えている」方だと思います。
その慎重さを否定する必要はまったくありません。
むしろ、それこそが**“投資で後悔しない人の共通点”**だと私は思っています。
だからこそ、今はまだ迷っている方も、まずは**「登録だけでもしておく」**という小さな一歩から始めてみてください。
それだけで、次のファンドが出たときに「乗り遅れずに選べる」状態が手に入ります。
◆最後に:投資は「信じられる構造」と出会えるかどうか
投資で一番怖いのは、「何にお金を出しているか分からないこと」です。
でもproperty+は、数字も、仕組みも、物件の背景も、運営会社の姿勢も、すべてが“見える”ようになっています。
私は、こういうサービスこそ「長く付き合える投資先」だと思います。
そして、そんな“静かで、堅実で、誠実な投資先”が、もっと評価される時代が来てほしい──
この記事は、そんな願いを込めて書きました。
🔖注釈・免責事項
本記事は、2025年時点の情報に基づいて作成されています。商品内容・契約条件・提供サービスの詳細は、各公式サイトをご確認ください。将来的に制度・条件等が変更される可能性がある点にもご留意ください。
▼本記事の目的と位置づけについて
本記事は、不動産クラウドファンディング「property+(プロパティプラス)」に関心のある方向けに、投資判断の参考としていただくための一般情報を提供するものであり、特定の金融商品等の売買を推奨・勧誘するものではありません。
また、記事中では筆者の私見や体験談を含みますが、読者すべてに当てはまる成果を保証するものではありません。
▼投資に関するリスクについて
property+を含む不動産クラウドファンディングは、以下のようなリスクを伴う投資型商品です。
- 出資元本は保証されておらず、損失が生じる可能性があります。
- 利回りは「想定」であり、将来の成果を保証するものではありません。
- ファンドの運用状況・市況変化・対象不動産の評価変動などにより、分配金が減額されたり、遅延・未達となる場合があります。
- 出資後は原則として途中解約ができないため、資金拘束期間を十分に考慮する必要があります。
投資にあたっては、ご自身のライフプラン・資金状況・リスク許容度に応じて、内容をよくご理解のうえ、ご自身の責任においてご判断ください。
▼税務上の扱いについて
property+で得られる分配金は、原則として雑所得に該当し、税務上の取り扱いには一定の留意が必要です。
- 年間の雑所得が20万円を超える場合、原則として確定申告が必要です(給与所得者の場合)。
- 税制や判例は将来的に変更される可能性があり、詳細はお近くの税務署または税理士等の専門家へご相談ください。
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